こんにちは。
現役英会話講師の伊南拓哉（いなみたくや）
です。
仕事や学業が忙しく、英語の勉強が思うように出来ていない方へ。
英語の勉強をしたいけど、毎日忙しくて続かない。
そんな人に英語学習のタイムマネージメント法をご紹介致します。
必要なのは時間ではなく、集中力。
だらだら長い時間勉強しても、あまり意味はありません。
人がもっとも集中できる時間は、15分と言われています。
1時間続けて勉強するよりも、15分おきに休憩を挟んだ方が集中力が上がるそうです。
人それぞれだとは思いますが、私の場合、やる気さえあれば１〜２時間は集中が続きますが、
それ以上はムリです。
少なくとも一日15分なら、忙しいあなたでもなんとか見つけられるはず。
朝のトイレで15分、コーヒーを飲みながら15分、通勤時間15分、昼休み15分、帰りの通勤時間15分、家に帰って15分、お風呂に入りながら15分、寝る前に15分
あなたはいくつ15分が作れますか？
資格に挑戦してみる
英語の勉強をするなら、目標を立てた方がやりがいが出るというもの。
英検やTOEICなどの資格・検定試験は正にもってこいです。
英検やTOEIC以外にも、
ビジネス英語検定、TOEFL、国連英検、BULATS、IELTS、ケンブリッジ英語検定、PTE Academic、CASEC、GTEC、ビジネス英語翻訳士、TEP TEST、JTFほんやく検定、翻訳実務検定、通訳案内士、ビジネス通訳検定、観光英語検定、工業英語能力検定など、
あなたの目的とレベルに合った資格試験に挑戦してみましょう。
実際に試験に申し込むことを忘れずに。
試験の申し込みをすることで、やらなければいけない状況に自分を置いてみましょう。
テレビやラジオの英語番組を利用する
テレビの英語番組は私の知る限り、８番組、ラジオは12番組もあり、子供向けから基礎英語、ビジネス英語まであるので、自分のレベルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
どの番組も決まった時間帯で、5～15分程度と短いので、忙しい人にも良いと思います。
NHKが提供している様々な英語講座は、生の、使える英語をわかりやすく解説しているので本当にオススメです。
目の付く場所にメモを貼る
トイレの壁や鏡、浴室、冷蔵庫、寝室の天井など、目の付く場所に、覚えたい英単語などを書いて貼っておきます。
トイレの最中や、メイクしながら、お風呂に入りながら、お料理しながら、ご飯を食べながら、寝る前ベッドに寝転がりながらの、ながら勉強法もあります。
毎日続けなくてもいい！？
ダイエットや日記、ジョギングなど、毎日続けなくちゃと思うから、続かないのです。
勉強も同じで毎日続けることほど、難しいことはありません。
やる気がないのに勉強しても、頭に入らなければ、勉強していないのと同じです。
そういう日は、脳の休日と思いましょう。
場所を変えてみる
これは私の体験談なのですが、何年か前に、仕事で必要な資格の勉強をしたことがあります。
自宅ではどうしても勉強をする気になれず、図書館に行ってみたのですが、静か過ぎて落ち着かず、一番落ち着いて勉強できた場所は、喫茶店と意外にも電車の中でした。
英会話教室に行く前に喫茶店に寄って、コーヒーを飲みながら30分勉強し、仕事の後も喫茶店で30分勉強して帰るという生活をしていました。
電車に乗って30分の通勤時間を利用しての勉強法は、朝は満員電車のため勉強できず、帰りは座ると寝てしまうので、立って30分勉強していました。
仕事の後に予定がある場合は、朝の30分のみ、予定が無い日は、一日1時間から1時間半勉強し、無事目標としていた合格することができました。
英語に触れる
英語に触れるだけでも、良い勉強になります。
英語のラジオ番組を聞く、英語のテレビや映画を見る、英語の本を読む、外国人がいる場所へ行ってみて、話しかけてみる、英会話教室に通ってみる。
ヒヤリングやスピーキングを勉強したいなら、この方法が一番効果的です。
やや難易度が上がってしまいがちですが、能動的に英語に触れるためには大事なことです。
本や、テキストだけが教材ではありません。
自分から英語に触れる環境を作っていく、という意識は必ずあなたの英語学習に役立つことでしょう。
最後に、
趣味で勉強をするのか？資格を取るために勉強するのか？仕事の為？学校の成績を上げる為？
どちらにしても、最強の勉強のコツは、やる気だと思います。
やる気がある時は、一日5分勉強しても1時間勉強しても頭に入ってくるけど、やる気がない時は、1時間勉強しても2時間勉強しても頭に入らないものです。
忙しくて勉強する時間がない、いうのは単なる言い訳に過ぎません。
ただ、好きこそものの上手なれ、自分で楽しみを見つけて学習を続けるのが何よりですね。