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アメリカで人気の犬、猫の種類は?飼いやすさと飼い方、購入方法、値段を比較検討

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犬や猫が飼いたいなぁ、と思っているあなたへ。

日本においてもそうかもしれませんが、アメリカでは特に、犬などはペットというよりも家族の一員のような認識を持つ家庭が多いと聞きます。猫ももちろん大変人気ですね。

私のアメリカの友人、知人はほとんど皆が犬か猫を飼っており、飼っているのが当たり前のようにペットの話を振ってくるので、ペット経験の無い自分はたまに困ることもあったほどです。

今回は、アメリカで人気の犬と猫について、ペット事情についてもご紹介していきます!

1.アメリカで人気の犬種

 

1位 ラブラドールレトリーバー

アメリカで27年間、第1位を維持しているのは、ラブラドールレトリーバー。
フレンドリーで、温厚な性格、好奇心旺盛、子供や他の犬・猫とも友好的な為、初めて犬を飼う人に向いています。
足の指の間には、水かきが付いていて、泳ぎが得意です。
盲導犬、狩猟犬、災害救助犬、探知犬、身体障害者補助犬、セラピードッグに向いています。
大きさ:オス29~36kg、メス25~32kg
寿命:10~13年
かかりやすい病気:股関節形成不全、悪性腫瘍、白内障、胃拡張胃捻転症候群、外耳炎、アトピー性皮膚炎など

2位 ジャーマンシェパード

知的で学習能力が高く、忠誠心と服従心を持ち合わせ、縄張り意識が高いので、番犬に適しています。
ただしきちんとしつけをして、きちんと主従関係を築かないと、攻撃的になりやすいので、注意が必要です。
警察犬、災害救助犬、軍用犬、麻薬探知犬に向いています。
大きさ:オス30~40kg、メス23~33kg
寿命:10~12年
かかりやすい病気:糖尿病、てんかん、膿皮症、骨肉腫、股関節形成不全、胃拡張胃捻転症候群など

3位 ゴールデンレトリーバー

明るくおおらかでフレンドリー、活発的で学習能力が高い為、初めて犬を飼う人に向いています。
長毛の為、毎日のブラッシングは欠かせません。
盲導犬、介助犬に向いています。
大きさ:オス29~34kg、メス24~29kg
寿命:10~12年
かかりやすい病気:股関節形成不全、外耳炎、胃拡張胃捻転症候群、甲状腺機能低下症、骨肉腫、アトピー性皮膚炎など

4位 フレンチブルドッグ

利口で愛情深く、好奇心旺盛、陽気で人懐こい、甘えん坊、無駄吠えが少なく、愛玩動物向きですが、頑固なところもあるので、きちんとしたしつけが必要です。
マズルが短い短頭種のため、イビキがうるさいです。
体格:オス10~13kg、メス9~12kg
寿命:10~12年
かかりやすい病気:皮膚病、水頭症、眼瞼内反症、鼻腔狭窄、軟口蓋過長症、膝蓋骨脱臼など

5位 ブルドッグ

怖い見た目とは裏腹に、温厚で、のんびりしていて、我慢強く、小さい子供がいる家庭やお年寄りの家庭でも飼いやすい犬種です。
体格:オス25kg、メス23kg
寿命:8~10年
かかりやすい病気:皮膚炎、眼瞼内反症、乾性角結膜炎、短頭種上部気道症候群、心室中隔欠損症、異所性尿管、股関節形成不全など

6位 ビーグル

やんちゃで活発、フレンドリーで甘えん坊、他の犬や猫とも仲良くできるので、比較的飼いやすいのですが、無駄吠えが多く、声が大きいので、近所が密集している地域には向いていません。
検疫探知犬、コンパニオンドッグに向いています。
体格:オス10~11kg、メス9~10kg
寿命:12~15年
かかりやすい病気:椎間板ヘルニア、糖尿病、てんかん、臍ヘルニア、悪性リンパ腫、進行性網膜萎縮、クッシング症候群、肛門周辺腺腫、糸球体腎炎、白内障、チェリーアイ、アトピー性皮膚炎、アジソン病など

7位 プードル

プードルは、大きさによって、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイと4種類に分かれています。
近年では、タイニープードルや、ティーカッププードルというサイズも出てきました。
どのサイズのプードルも、温厚で陽気、知的、活発で、抜け毛が少ないので、家の中で飼う愛玩犬として最適です。
ただブラッシングなど毛の手入れをしないと、毛が絡まりフエルト状になってしまうので、定期的なトリミングは必要です。
体格:スタンダード15~19kg、ミディアム8~15kg、ミニチュア5~8kg、トイ3kg前後
寿命:12~13年
かかりやすい病気:膝蓋骨脱臼、レッグペルテス、涙やけ、外耳炎、低血糖、気管虚脱、てんかん、クッシング症候群など

8位 ロットワイラー

飼い主に忠実で、賢く勇気があり、飼い主や家族には愛情深く、家族を守ることに長けている、番犬として向いています。
ただ家族を守ることに過剰なところがあり、相手を攻撃してしまうこともあるので、きちんとしたしつけが必要です。
軍用犬、警察犬に向いています。
体格:オス45~59kg、メス35~50kg
寿命:9~10年
かかりやすい病気:前十字靭帯断裂、股関節形成不全、骨肉腫、胃拡張胃捻転症候群、糸球体腎炎など

9位 ヨークシャーテリア

ヨーキーとも呼ばれ、好奇心旺盛で、活発、フレンドリーですが、気の強い一面もあるようです。
2~3㎏ととても小さいので、どこでも一緒に連れていけるのはいいですよね。
体格:2~3kg
寿命:13~17年
かかりやすい病気:膝蓋骨脱臼、気管虚脱、水頭症、低血糖、乾性角結膜炎、環軸亜脱臼、門脈体循環シャントなど

10位 ジャーマンショートヘアードポインター

フレンドリーで賢く、陽気で温厚、従順で比較的飼いやすい犬です。
臭覚が抜群に発達していて、麻薬捜査犬、爆弾探知犬に向いています。
体格:オス25~32kg、メス20~27kg
寿命:10~12年
かかりやすい病気:股関節形成不全、心臓病、癌、リンパ浮腫、目瞼内反症、胃捻転、目瞼外反症、進行性網膜萎縮症など

日本で人気の犬種

1位 トイプードル

アメリカで人気の犬種7位にも入ってますね。
プードル種の中でももっとも賢いと言われ、好奇心が強く、運動能力も高いと言われています。

2位 チワワ

体が小さいわりに勇敢で、飼い主に献身的な甘えん坊、警戒心が強いようです。
犬の中では一番小さな犬種であり、小さいがゆえにケガをしやすいので、注意が必要です。
体格:1.5~3kg
寿命:10~18年
かかりやすい病気:膝蓋骨脱臼、水頭症、尿路結石、低血糖、気管虚脱、僧帽弁閉鎖不全、角膜炎など

3位 ミックス

雑種のことではなく、純血種同士を掛け合わせた犬種のことです。
チワプー(チワワとプードル)、ポメチワ(ポメラニアンとチワワ)、ヨーチワ(ヨーキーとチワワ)、チワズー(チワワとシーズー)、マルプー(マルチーズとプードル)、ポメプー(ポメラニアンとプードル)、チワックス(チワワとダックス)など

4位 柴犬

飼い主に従順で誠実、やんちゃで好奇心旺盛、番犬に向いています。
ただ警戒心が強く、強気なところがあり、他の犬と喧嘩してしまう可能性もあるので、小さい頃から社会性を身に着ける必要があります。
アメリカでも、シバイヌを飼っている人がいますよ。
体格:オス9~11kg、メス7~9kg
寿命:12~15年
かかりやすい病気:緑内障、心室中隔欠損、膝蓋骨脱臼、アトピー性皮膚炎、甲状腺機能低下症など

5位 ミニチュアダックス

ソーセージドッグやウィンナードッグとも呼ばれ、人懐こく、勇敢で好奇心旺盛、甘えん坊のミニチュアダックス。
体格:5kg以下
寿命:12~16年
かかりやすい病気:椎間板ヘルニア、会陰ヘルニア、外耳炎、歯周病、膝蓋骨脱臼、アトピー性皮膚炎、無菌性結節性脂肪織炎、進行性網膜萎縮、消火器型リンパ腫、パターン脱毛など

アメリカ・日本で人気の猫種

アメリカでも日本でも、圧倒的一番多いのは、ミックス(雑種)ではないでしょうか。
アメリカの動物病院で働いていた知人が言うには、純血種の猫はあまり見たことがないそうです。

と言う事でアメリカと日本の純血種の猫のランキング(2017年)は、コチラになります。

【アメリカの人気TOP5】       【日本の人気TOP5】
①エキゾチック           ①メインクーン
②ラグドール            ②ラグドール
③ブリティッシュショートヘアー   ③スコティッシュフォールド
④ペルシャ               ④ノルウェージャンフォレストキャット
⑤メインクーン           ⑤ロシアンブルー

アメリカで犬・猫を手に入れる方法

シェルター・レスキューから、アダプションする

アメリカで犬・猫を手に入れる方法で一番多いのが、シェルターです。
日本でいう保健所でもあり、たくさんの犬・猫が収容されています。

アダプションするには、シェルターにもよりますが、一匹につき25~300ドルくらい支払います。
お金を取る理由は、シェルターの資金源と、無料にすると安易に飼い、安易に捨てる人がいるため、それを防ぐ為だそうです。
シェルターによっては、各家庭ごとに頭数制限しているところもあり、ある家庭では4頭目をもらいに行った時、断られたことがあるそうです。

もらう・拾う

特に田舎の方では、この方法も多いです。
知人の2匹の猫は、元野良猫で保護していましたし、近所の人から「子犬(子猫)生まれたんだけど、いらない?」と聞かれることもしばしばあるそうです。
あとは新聞や、クレイグスリストなどから譲り受けることもできます。
それらの場合は、ほとんどが無料になります。

ブリーダーから買う

決まった犬種を、子犬から飼いたい場合は、ブリーダーから買うことができます。
値段はそれなりに高いですが、ブリーダーはその犬種のプロなので、購入後も色々相談にのってもらえるでしょう。

アメリカで犬・猫を手に入れたら

ドッグライセンス

アメリカで犬を飼う場合、地元のカウンティ(郡)で、ドッグライセンスを取得しなければなりません。
ドッグライセンスは、その地域によって値段が違いますが、だいたい1匹あたり10ドル前後で、避妊去勢していると割引があったりします。
ドッグライセンスは、年に1度、毎年支払うもので、その費用は地元のアニマルシェルターの運用費などに使われています。

狂犬病の予防注射をする

日本では、狂犬病の予防注射の対象は、犬のみですが、アメリカでは、犬・猫・フェレットが、狂犬病の予防注射を受けなければなりません。

州によって微妙に法律が違い、対象の動物や年齢、注射の頻度が違ってきます。

例えばカリフォルニア州の場合、「月齢3ヵ月以上の犬は、3年ごとに(最初の年は1年後)狂犬病予防注射を受けなければならない。」とあります。
メリーランド州の場合は、「月齢4ヵ月以上の犬・猫・フェレットは、狂犬病予防注射を受けなければならない。頻度については、ワクチンの種類による。」となっています。

避妊・去勢をする

避妊・去勢は、ドッグライセンスや狂犬病のように、法律で定められてはいませんが、ほとんどのシェルター又は保護団体から、推奨されています。
何故なら毎年650万匹の犬猫が、シェルターに持ち込まれ、150万匹の犬猫が安楽死させられているからです。

ちなみに日本の犬猫の殺処分数は、約5万匹です。
避妊・去勢のメリットは、望まない妊娠を防ぐだけではありません。
オスの場合は、マーキングの予防や、発情のストレス、精巣腫瘍、肛門周囲腫瘍、前立腺肥大が防げます。
メスの場合は、生理がなくなり、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍が防げます。
デメリットとしては、太りやすくなりますが、散歩や食事制限で防ぐことができます。

狂犬病予防注射が必要なわけ

アメリカ(プエルトリコ含)では、2015年動物5,508頭、人間3人が狂犬病に感染しています。
動物5508頭の内、コウモリ30.9%、アライグマ29.4%、スカンク24.8%、キツネ5.9%、家畜(犬猫含む)7.6%となっており、家畜(犬猫含む)の内訳は、犬67頭、猫244頭、牛85頭、馬・ラバ14頭となっています。

狂犬病は、死亡率99%の人獣共通感染症です。
世界では、毎年5万人以上の人が、狂犬病で亡くなっているのです。
日本では、狂犬病予防注射の義務が法律で定められているにも関わらず、狂犬病予防の接種率は71.4%(2017年)で、年々下がっているようです。
確かに日本では、1957年以降、国内感染の狂犬病は発生していません。
しかし2006年に、フィリピンで犬に噛まれた日本人男性2人が、日本に帰国後、狂犬病を発症し、その後2人とも亡くなっています。日本に、いつ狂犬病が入って来ても、おかしくない状況です。

感染した可能性のある動物を、狂犬病かどうか、確認する方法を知っていますか?
安楽死させた後、首を切断し、検査課へ送るのです。なぜなら狂犬病は、脳神経が侵されてしまう感染症だからです。

もし日本で犬が咬傷事故を起こした場合、2週間の観察期間が与えられ、疑いの症状が出た場合、即安楽死されます。
人の場合、今のところ確実な治療法はなく、研究途上であるミルウォーキー・プロトコル療法を受けることになります。
その療法をしても、助かる見込みは1割ほどで、助かったとしても、麻痺など後遺症が残る可能性が、非常に高いそうです。

いかがでしたか?

愛犬家、愛猫家の多いアメリカのペット事情についてご紹介しました。

犬の寿命は10~15年、猫の寿命は10~18年といいます。
飼う前にきちんと最後まで面倒を見られるか、よく考えてから飼いましょう。

ペットショップだけではなく、シェルターや保健所には、たくさんの犬猫たちが、新しい飼い主を待っています。
日本もアメリカも、期限が来れば、安楽死させられてしまいます。

ペットショップやブリーダーから買う前に、一度シェルターや保健所に足を運んで、アダプションをまず先に考えてみてはいかがでしょうか。

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