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海外生活

女子テニスの大坂なおみは日本語が話せるのか?英語はネイティブ並?国籍は? 

更新日:

現在世界ランキング7位の女子テニスプレーヤー大坂なおみ。
2018年BNPパリバオープンでは、見事初優勝、そして日本人初のグランドスラム優勝をしましたね!

WTAツアー1回戦では、元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)を倒し、準決勝では、世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)も倒してしまいます。
そして決勝戦では、同い年の期待の星であり、世界ランキング19位のダリア・カサキナ(ロシア)を倒し、初優勝を飾りました。

そして8月から9月にかけて行われた全米オープン、伊達公子以来22年ぶりのグランドスラムベスト4進出、日本人初のグランドスラム決勝進出からの、セリーナ・ウィリアムズを下しての優勝!20歳にして日本スポーツ史に名を刻みました。

今回は、今大注目の女子テニスプレーヤー、大坂なおみ選手をご紹介します。

日本生まれ、アメリカ育ち

大坂なおみは、1997年10月16日大阪府大阪市で生まれました。
日本人の母親と、ハイチ系アメリカ人の父親、一つ違いの姉がいます。
3歳の時に家族でアメリカのニューヨークへ渡り、小学校卒業後、現在の居住地であるフロリダ州へ移住しました。

テニスを始めたきっかけ

姉がテニスをしているのをきっかけに、3歳の時にテニスを始めました。
日本にいる時は、父親に大阪の靭テニスセンターに連れて行かれ、練習していたそうです。
ニューヨークに渡ってからは、ナショナルテニスセンターなどで、6時間にも及ぶ猛練習を毎日していました。

姉、大坂まりとの関係

姉の大坂まりも、プロテニスプレーヤーとして活躍しています。
シングルスでは、良きライバルであり、ダブルスでは良いパートナーの姉妹です。
小さい頃は姉に勝ったことがなかったそうで、「次は絶対勝ってやる」と宣言し続け、初めて姉を負かしたのは15歳の時だったそうです。

憧れの存在、セリーナ・ウィリアムズ

「セリーナがいなければテニスをしていない」と言うほど、セリーナ・ウィリアムズの大ファンである大坂なおみ。
学生時代はフロリダの練習場へ、セリーナが練習している姿を見に行ったことがあるそうです。
セリーナ・ウィリアムズは1981年生まれの36歳、偶然にも大坂なおみと同じフロリダ州に住んでいることが後に判明しました。
シングルス72回、ダブルス23回の優勝経験を持ち、最高世界ランキングは、シングルス・ダブルス共に1位。
姉のビーナス・ウィリアムズも、プロテニスプレーヤーであり、セリーナのダブルスの良きパートナーでもあります。
大坂姉妹の目標は、ウィリアムズ姉妹なんでしょうね。

世界ランキング21位になるまで

2013年(15歳) プロデビュー
エル・パソ(アメリカ)準優勝
年末世界ランキング415位

2014年(16歳) イラプアト(メキシコ)準優勝
年末世界ランキング260位

2015年(17歳) ホアヒン・チャンピオンシップ(タイ)準優勝
サービトン(イギリス)準優勝
岐阜(日本)準優勝
年末世界ランキング144位

2016年(18歳) 全豪オープン、全米オープン、全仏オープン共に3回戦進出
東レ・パンパシフィック・オープン準優勝
WTA最優秀新人賞受賞
年末世界ランキング48位

2017年(19歳) 全米オープン、ウィンブルドン共に3回戦進出
年末世界ランキング68位

2018年(20歳) 全豪オープン4回戦進出
BNPパリバ・オープンで優勝

全米オープン、グランドスラム初優勝

現在世界ランキング7位

6.最も印象に残った試合

夢が実現!セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)と初対戦

2018年マイアミオープンの1回戦の対戦相手は、憧れの存在であるセリーナ・ウィリアムズでした。
Twitterには、セリーナと握手する写真と共に「Omg(Oh my god)」とツイートしています。
小さい頃からセリーナと戦うことが夢だった大坂なおみは、緊張しすぎて第1セット第1ゲームは40-0と完敗したものの、第二ゲームより彼女らしさを取り戻し、見事セリーナに6-3、6-2でストレート勝ちをしました。
大坂なおみは、試合後のインタビューでこう答えています。

「とても緊張しているようには見えませんでしたが・・」

"No, I was extremely nervous coming on to the court.

I don't know if anybody knows this, but Serena's my favorite players.

Just playing against her is kind of like a dream for me, so I'm very grateful that I was able to play her and it's even better that I was able to win."

「コートに入る時、ものすごく緊張していました。知っているかどうか分からないけど、セリーナは私の憧れのプレーヤーだから。セリーナと対戦することは、夢のようでした。セリーナと対戦できるだけでもうれしいのに、勝てるなんて。」

「伝説の人がコートの反対側にいて、どのように集中できたのですか?」
"I'm not really sure. I just kind of wanted to impress her, and I just wanted to make her say,'come on!' one time, and I think she did, so I'm really happy about that."

「自分でもよく分からないんです。ただセリーナに印象づけたかった、一度でも「come on!」って言ってほしくて。セリーナが「come on!」って言ったことは、とっても嬉しかったです。」

"Sometimes she plays matches where she doesn't say 'come on!' at all. That's a little bit sad, because it's like, 'do you think she's trying?'.

So I just wanted her say 'come on!' once. I knew then maybe she would be trying a little bit."

「試合中セリーナは「come on!」と一度も言わないことがあります。それは少し残念、だって本気出してるの?って思うから。だからセリーナに一度でいいから私との試合中に「come on!」と言ってほしくて。そしたら少し本気出してくれてるのかなって。」

その願い通り第二セットの初め、セリーナから「come on!」と言わせることに成功しました。

「試合の後、セリーナに何と言われたのですか?」

"She said 'good job' and stuff. I kink of blanked out, but I'm pretty sure she said 'good job'"

「セリーナは「good job」とか、、、頭真っ白で何を言われたのか覚えてないけど、確かに「good job」って言ってくれたと思う。」

憧れのセリーナから、「Good job」と言われるほど嬉しい事はなかったでしょうね。

"She's the main reason I started playing tennis. I just wanted her after the match to know who I am."

「私がテニスを始めたのは、セリーナがいたから。ただ私のことを認めてほしかっただけ。」

今回の試合で大坂なおみは、セリーナに大きな印象を与えたことは間違いありません。
そして大坂なおみにとって、憧れのセリーナに勝てたことは、大きな自信に繋がったことでしょう。

元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)と対戦

大坂なおみがいつか対戦してみたいと思っていた相手は、ウィリアムズ姉妹とマリア・シャラポアでした。
どんな状況でもポーカーフェイスのシャラポワ、そんな彼女のメンタリティに憧れていたと言う大坂なおみ。
ついに2018年BNPパリバ・オープンの一回戦で、念願のシャラポアと初対戦することになりました。
シャラポワの厳しい攻撃に合い、何度かピンチはあったものの、見事6-4、6-4とストレート勝ちを成し遂げました。
シャラポワは試合後のインタビューで、大坂なおみを絶賛しています。

"She's a rising star. She's been playing really good. She's fast, aggressive, hits deep, big serve. You just have to get used to the pace and where it's coming from. She goes for her shots."

「彼女は期待の星ですね。とても良いプレーをしています。早いし、攻撃的で、深いヒットと、大きなサーブを持っています。彼女のペースとどこから打って来るのか、慣れるまではたいへんです。」

アシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦

2018年全豪オープン3回戦目で、アシュリー・バーティと対決。
両者ともグランドスラム3回戦目を突破したことがなく、それを掛けた戦いでもありました。
結果は、6-4,6-2で大坂なおみのストレート勝ち、4回戦への切符を手にしました。
対戦場所は、アシュリーのホームタウンである、オーストラリア。
ほとんどの観客がアシュリーの応援をしている中で、試合をした大坂なおみは、インタビューでこう答えています。

"I feel really happy, but also I'm kind of sorry because I know you guys really wanted her to win.

So I mean, just thank you very much because I've never played in an atmosphere like this.

I've always wanted to play against an Australian player because on TV, it always seems really cool, so thank you."

「とっても嬉しいです。でも何だか悪い気もします。だってみんながアシュリーを応援していたから。こういう状況の中で試合をしたことはなかったから、感謝しています。テレビで見ていたクールなオーストラリアの選手と、いつか対戦したいと思っていました。」

「2歳の時にニューヨークに移住して、長い間住んでいますが、日本人としても誇りに思っていますね。今回の勝利は、両国から見ているファンにとって、どんな意味がありますか?」

"Actually I live in Floria now."
"Of course I'm really honered to be playing for Japan and my dad's side is Haitian so represent but yeah I forgot the rest of your questions sorry"

「実は今はフロリダに住んでいるんだけどね。」
「もちろん日本代表としてプレーすることは光栄です。父親はハイチ人なので、ハイチの代表としても。えっと他の質問は何でしたっけ?」

この後会場が笑いや歓声に包まれます。
お茶目でかわいいですね。

コーチ、サーシャ・バイン

2017年の12月から大坂なおみのコーチに赴任した、サーシャ・バイン。
1984年10月生まれの33歳、セルビア系ドイツ人です。
大坂なおみの憧れの選手、セリーナ・ウィリアムズのヒッティングパートナーを8年間務めた後、全豪オープン2連覇のビクトリア・アザレンカや、2018年1月世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキのヒッティングパートナーでした。
サーシャは明るい性格で、練習中大坂なおみを笑わせたり、試合中ミスが続いて落ち込んでいる彼女を励ましたり、精神的にも大きな支えとなっています。
コーチがサーシャに代わってから、大坂なおみは全豪オープン4回戦進出や、BNPパリバオープンで優勝するなど急激に成長していて、コーチとしての才能が開花しています。

英語と日本語どっちが得意?

英語はネイティブ、日本語のヒヤリングはほとんど理解できるそうですが、話す方は苦手だそうで、現在日本語の練習をしているそうです。

彼女のインタビューで垣間見られる可愛らしいコメントには癒されますよね!

二重国籍

現在アメリカでは二重国籍が認められていますが、日本では認められていません。
その為ハーフの彼女は、22歳までにアメリカ国籍か、日本国籍か選ばなければなりません。
現在20歳の彼女は、果たして2年後どちらを選ぶのでしょうか。

いかがでしたか?

大坂なおみ選手、すごいですね!
私はすっかり彼女のファンになってしまいました。
まだまだ20歳、今後の彼女の活躍が楽しみです。

大坂なおみのTwitterやインスタグラムもチェックしてみてくださいね。
お茶目な彼女のプライベートが垣間見れますよ。

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