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海外生活

【ハン・ソロ公開記念】スターウォーズの名言集・名セリフから超効率的に英語を学ぶ

更新日:

アメリカでは2018年5月25日から、日本では6月29日から、Solo: A Star Wars Story(邦題『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』)が公開されます。
アメリカでは既に公開されていますね。評判やレビューについてもチラホラ・・・。去年、2017年の「エピソード8」の公開から比較的間をおかずに公開される今作品。一体どうなるのでしょうか?

今回は映画の最新情報だけでなく、簡単なスターウォーズの歴史やアメリカでの反響、名言などをお届けします!!

スターウォーズ関連知識

ざっくり説明すると・・・

そもそも、スターウォーズを一言で説明すると何なのか、という問題は素人やにわかファンにとっても、スターウォーズをこよなく愛するマニアにとっても答えるのは難しいのであろう、とは思うのですが、英語版ウィキペディアでは以下のように説明されています。

(2018年6月4日時点)

(Wikipedia, Star Wars, https://en.wikipedia.org/wiki/Star_Wars, Retrieved on June 4th, 2018)
Star Wars is an American epic space opera media franchise, centered on a film series created by George Lucas. It depicts the adventures of characters "a long time ago in a galaxy far, far away".

(スターウォーズは、ジョージ・ルーカスが作成した映画シリーズを中心とした、アメリカの長編叙事詩スペース・オペラ・メディア特権である。これは『昔々、はるか彼方の銀河で』活躍したキャラクター達の冒険を描いている。)

franchiseは、ここでは、「特権、許可」や「販売権」という意味になります。カタカナのフランチャイズという言葉は、ファストフード・レストランやコンビニの店舗展開の方法などについてよく使われますが、上記のような意味や、他にも「参政権、選挙権」を意味することもあるので注意です。ここで、あえて、「特権」と記載しているのは、関連本やアミューズメントパークなど、いまや映画のみにとらわれない形で展開されているからでしょう。

スペース・オペラという言葉を聞き慣れないので、これもWikipediaで調べてみたところ、以下のような説明でした。

(Wikipedia, Space opera, https://en.wikipedia.org/wiki/Space_opera, Retrieved on June 4th, 2018)
Space opera is a subgenre of science fiction that emphasizes space warfare, melodramatic adventure, interplanetary battles, chivalric romance, and risk-taking.

(スペース・オペラは、宇宙戦争、メロドラマ風の冒険劇、惑星間の戦い、騎士道的な恋愛劇、リスク・テイクを強調するサイエンス・フィクションの下位区分である。)

というわけで、初めてスターウォーズという言葉を聞いた人がいたとして、ざっくり説明するとすれば、「アメリカの一種のサイエンス・フィクション」とでも言えるでしょうか。

世界への影響

このスターウォーズが世界的にどれくらいすごい映画なのか、という点では、興行収入の比較ができるでしょう。

ウィキペディア日本語版によると、世界歴代興行収入のトップ50のうち、3位『スターウォーズ/フォースの覚醒』、11位『スターウォーズ/最後のジェダイ』、25位『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』、30位『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』というように4作品がランクインしています。

世界的なシリーズものの興行収入としては、『ハリーポッター』シリーズや007で有名な『ジェームズボンド』シリーズをおさえて、第2位となっています。(ちなみに第1位は『アベンジャーズ』などの『マーベル』シリーズです。)

一方でアメリカ国内の歴代興行収入ランキングでは、『風と共に去りぬ』に続いて、第2位に『スターウォーズ/フォースの覚醒』となります。アメリカ人にとっては映画と言えば、「スターウォーズ」と答える人も多いかもしれません。

ちなみに、『スターウォーズ』シリーズ作品のプレミア上映の際には、アメリカではいつもニュースになるほどの盛り上がりを見せ、多くの観客が登場人物の仮装をして上映を楽しみます。私はアメリカにいた時に「エピソード3」を全米同時公開の初回を観にいきましたが、深夜にも関わらずかなりのファンが劇場に集まり、ライトセーバーだらけで大盛り上がりでした。
(ウィキペディア、世界歴代興行収入上位の映画一覧、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E8%88%88%E8%A1%8C%E5%8F%8E%E5%85%A5%E4%B8%8A%E4%BD%8D%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%E4%B8%80%E8%A6%A7、2018年6月4日時点)

公開作品一覧(英語タイトルと日本語タイトル比較)

では、『スターウォーズ』シリーズの作品について、英語タイトル、日本語タイトルを比較してみましょう。

■ルーク・スカイウォーカーを主人公とする旧3部作

1977年 Episode IV –A New Hope エピソード4/新たなる希望
1980年 Episode V –The Empire Strikes Back エピソード5/帝国の逆襲
1983年 Episode VI –Return of the Jedi エピソード6/ジェダイの帰還

エピソード6は、劇場公開時には『ジェダイの帰還』ではなく、『ジェダイの復讐』とされていたそうですが、2004年のDVDボックス発売時に『ジェダイの帰還』となったそうです。

■アナキン・スカイウォーカーを主人公とする新3部作

1999年 Episode I –The Phantom Menace エピソード1/ファントム・メナス
2002年 Episode II –Attack of the Clones エピソード2/クローンの攻撃
2005年 Episode III –Revenge of the Sith エピソード3/シスの復讐

エピソード1は、英語ではtheがついていますが、日本語では「ザ」がついていませんね。実は、映画のタイトルやバンド名、店名などについて、原題ではtheがついていても、日本で展開する際に「ザ」とつけない、というパターンはよくあります。

■レイを主人公とする続3部作

2015年 Episode VII –The Force Awakens スターウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7
2017年 Episode VIII –The Last Jedi スターウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)
2019年 Episode IX (邦題未定)
エピソード7は、英語では主語(The force)+述語(Awakens)の形になっていますが、日本語では名詞化されていますね。日本語では映画のタイトルとしては名詞にするほうが文字が短縮されたり、音の響きが良いなどの点が考慮されたのかもしれません。

■スピンオフ(実写映画のみ)

2016年 Rogue One: A Star Wars Story ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー
2018年 Solo: A Star Wars Story ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー

今回公開される作品は、英語ではSoloのみの記載で、Han Soloとは記載されていませんが、邦題ではハン・ソロとされています。日本での認知度はハン・ソロというフルネームの方が高いことが原因かもしれませんね。

名言ランキング

では、『スター・ウォーズ』の名言を見てみましょう。『スターウォーズ』作品の権利を買収しているディズニーが日本語ホームページで2015年にファンからの名言投票を行いました。結果は以下のようになります。

1位 I love you. (愛してる。)I know.(知ってるさ。)
レイア・オーガナ&ハン・ソロ
エピソード5とエピソード6で出てくる名セリフ。SF作品ながら、ロマンチック要素も愛されているのですね。

2位 I hate you!(あんたが憎い!) You were my brother, Anakin. I loved you.(弟と思っていた。愛していた!)
アナキン・スカイウォーカー&オビ=ワン・ケノービ
忠誠心、師弟愛、友情が憎悪、裏切り、敵対心に変わってしまったのを表した、なんとも悲しい場面ですね。

3位 May the force be with you.(フォースと共にあれ。)
あらゆるエピソードで、様々な登場人物に使われている名言。Mayという助動詞を文頭に持ってきて倒置文とすることで、祈願を意味しています。キリスト教の言い回しなどで、”May God bless you.”(神のご加護がありますように。)というような表現があるので、おそらくそこから影響しているのでしょう。ジェダイ騎士の挨拶ですね。May the force be with you.
(ディズニー日本公式HP、「スターウォーズ」名言投票開催! https://www.disney.co.jp/special/starwars_vote.html#book、2018年6月4日時点)

『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』

ざっくり説明すると・・・

先ほど、説明したように今回の『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』は外伝であり、本編とは少し異なります。英語の映画批評サイト、Rotten Tomatoesではこの作品を以下のように説明しています。

(Rotten Tomatoes, Solo: A Star Wars Story, https://www.rottentomatoes.com/m/solo_a_star_wars_story, Retrieved on June 4th.)
Han Solo meets his mighty future copilot Chewbacca and encounters the notorious gambler Lando Calrissian(ハン・ソロは、彼の強力な未来の副操縦士チューバッカと出会い、悪名高いギャンブラーであるランド・カルリジアンに遭遇する)

encounterは、「遭遇する」という意味で、SF作品などではよく使われる単語です。この作品では、若きハン・ソロと後に相棒となるチューバッカとの出会いを中心に描くようですね。旧三部作では描かれなかったキャラたちのバックグラウンド、そしてもちろん、ハン・ソロの愛機で有名なミレニアムファルコン号についても描かれると思います。アクションシーンには期待大ですね!

出演者

今回、主演のハン・ソロ役を務めるのは、オールデン・エアエンライクです。彼は、コーエン兄弟監督作品の2016年公開作品『ヘイル、シーザー!』に出演していますが、主演は今回が初となります。

彼のTwitterやInstagram等のSNSアカウントはファンに公開されているようではないので、なかなか情報収集は難しいですが、本作品でファンが一気に増え、今後様々な情報がでてくるのではないでしょうか。

ちなみに旧3部作とエピソード7で、ハン・ソロとして出演していたのは、『インディジョーンズ』シリーズでお馴染みのハリソン・フォードです。予告編を見る限りでは、ハリソン・フォードのハン・ソロとはやや違う雰囲気がありながらも、本作は本作でハン・ソロの一匹狼らしさをうまく表現しているようです。

Rotten Tomatoes(映画批評サイト)での評価

さて、6月5日現在、アメリカでは公開から10日程経過しています。現時点での評価はどうなっているのかというと、英語の映画批評サイト、Rotten Tomatoesでは、批評家のうち71%がポジティブな意見を出しているようです。2016年公開のRogue One: A Star Wars Storyが85%という数字を出しているので、やや低めとなっています。まだ、夏休みに向けて学生や子供連れ客が鑑賞することもあると思うので、今後評価が大きく変わる可能性もあります。(Rotten Tomatoes, Solo: A Star Wars Story, https://www.rottentomatoes.com/m/solo_a_star_wars_story, Retrieved on June 4th.)

Starwars.comで情報収集

「映画公開前に少しでも情報を集めたい!」という人がいれば、disney.comが運営するstarwars.comがおすすめです。映画の出演者へのインタビュー映像や、クイズ、スターウォーズに関するニュース記事が掲載されています。(Starwars.com, https://www.starwars.com/, Retrieved on June 4th.)

いかがだったでしょうか?

日本公開は6月29日!あと、一か月を切っていますね。これを機会に、『スターウォーズ』サーガの他作品も楽しんでみると良いかもしれませんね。

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