こんばんは。
現役英会話講師の伊南拓哉（いなみたくや）です。
英語のリスニング力をつけるのに最適なのが、映画や海外ドラマを見ることです。
最近私の教室の生徒さんの一人が、海外ドラマにハマりすぎたと嘆いていましたが、反面、リスニングに自信がついたと喜んで話をしてくれました。
この頃はHuluやNetflixなど、ネットで映画や海外ドラマを低価格で見られるようになっています。
日本語字幕や英語字幕をうまく利用して、英語を学習しながらドラマを楽しみましょう。
それでは、今現在で最も勉強しやすいオススメの海外ドラマをご紹介します。
目次
①Modern Family（モダン・ファミリー）
その題名の通り、現代の家族の日常生活のコメディードラマです。
ジェイと、かなり年下の妻グロリアと、その連れ子。クレアと、夫のフィルと、３人の子供たち。ゲイカップルのミッチェルと、キャメロン。
この３家族それぞれの出来事が展開されます。
実はクレアとミッチェルは、ジェイの子供で、つまり３家族は親戚同士という。
そしてグロリアはジェイの子を妊娠、ミッチェルとキャメロンは養子をもらいます。
ごく普通にある日常の出来事を、面白おかしく書いたドラマです。
もちろん日常会話に使える英語がたくさん出てきます。
ただ会話がかなり速いので、中級～上級者向けです。
一話ごとに話が終わるので、興味のある話だけ見ることもできます。
②Prison Break（プリズン・ブレイク）
日本でも大人気。言わずと知れた人気作ですね。
その題名の通り、脱獄のお話です。
死刑判決を受けた、無実の兄リンカーンを助けるため、弟マイケルは銀行強盗を装い、兄リンカーンと同じ刑務所に入ります。
目的は兄リンカーンと一緒に脱獄すること。
しかしそう簡単に計画通りにいくわけがありません。
恋愛あり、友情あり、裏切りあり。
話がテンポよく、最後まで一気に見ることができてしまいます。
③Once upon a time（ワンス・アポン・ア・タイム）
Once upon a timeとは、むかしむかしある所に、という意味です。
赤ずきん、白雪姫、ピーターパン、ピノキオなど、誰もが知っているおとぎ話のキャラクターが、おとぎ話の記憶を失くし、普通の人として現実の世界で生きています。
現実の世界と、おとぎ話の世界と、２つの世界の話が交互しながら、進みます。
おとぎ話内の白雪姫は、現実の世界で学校の先生をしており、ある男性に何故か惹かれていきます。
実はその男性は、おとぎ話内で王子だったり、話の設定が非常におもしろいです。
おとぎ話の設定だけあって、英語は比較的簡単で聞き取りやすく、初心～中級者向けです。
④Ghost Whisperer（ゴースト 天国からのささやき）
アンティークショップのオーナー、メリンダは、小さい頃から霊と会話ができる特殊能力の持ち主です。
成仏できずに彷徨っている霊と会話をし、成仏できるように手助けをしていくお話です。
一話ごとに違う霊と出会い、話が解決するので、短編で英語の勉強として見るには、ちょうどいいと思います。
⑤Law & Order Special victims Unit（ローアンドオーダー 性犯罪特捜班）
1999年から放送され、今も放送され続けている、最長の刑事ドラマです。
日本でもアメリカでも、やっぱり刑事ドラマはおもしろいですね。
性犯罪特捜班なので、被害者はほとんど女性で、主人公のオリビア自身もレイプの経験があるので、正義感が人一倍あります。かっこいいです。
一話一話事件が違い、解決する（解決しないで終わる時もある）ので、話が交互しても問題なく見られます。
専門用語が出てきますが、だいたい同じ専門用語が繰り返し出てくるので、一度辞書を引いてしまえば、問題なく理解できると思います。
最後に、
英語で海外ドラマを見るコツは、あまり日本語に訳すことにこだわらず、
楽しんで見ることがポイントです。
自分が気に入りそうな海外ドラマを見つけたら、最初は日本語字幕付きで見てみてください。
数話見て面白かったら、だんだん英語の字幕に切り替えていきましょう。
そのシリーズを見終わるころには、リスニング力が上がっていること間違いなしです。