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日常英会話

英語で会話を続かせるための感想を言う方法

更新日:

英語のネイティブと英語で会話していて、どうしても聞き役に回ってしまうな、と感じることはありませんか。
同意はできるけれど相槌を打つだけだったり、同じ単語ばかり使ってしまってワンパターンだったり。

あまりに同意してばかりで会話が進んでしまうと、「こいつには自分の考えと言うものがないのだろうか」と思われそうで不安になりますよね。
反対に自分はちょっと違う意見だなと思った時、すぐに自分の思っていることを英語で表すことが難しい。
こんな風に感じている方は多いのではないでしょうか。

ここでは、英語で感想を言うのに困ったときの対処法をいくつかご紹介します。

 

【英語での会話で上手に感想を言う8つの方法】

英語で上手に感想を言う方法を厳選してご紹介します。

①感想別の表現方法をあらかじめいくつか整理して覚えておく

例えば、「嬉しい」と言う気持ちを表すにも、"happy"、"glad"、"pleased"などいろいろな言葉があります。
ワンパターンにならないように場面場面で使い分けましょう。

-嬉しいと思った時の表現
(例)

■I'm happy/glad to hear that.(それを聞いて嬉しいです)

■I'm relieved to hear that.(それを聞いて安心しました)

■I'm really pleased with your work.(あなたの尽力が嬉しいです)

■I'm honored to join you.(私もごいっしょできて光栄です)

■It's very kind of you to say that. (そんなことを言ってくれるなんて親切な方ですね)

■Thanks for your compliment. (お世辞をありがとう)
(*英語でいう「お世辞」は嫌味でなく使える)

-驚いた時の表現
(例)

■It's crazy!(ちょっとやばいね)

■It's unbelievable/incredible! (信じられない!)

■No joking/kidding. (冗談やめてよ)

■Oh my goodness/gosh!(ええっまさか)
(*oh my Godは使わないように)

■Are you serious?(まじで?)

-褒める時の表現
(例)

■You are amazing!(君はなんてやつなんだ!)

■Awesome!(すばらしい!!)

■It's wonderful!(それはすばらしい)

■That's great!(それはすばらしい)

■That's nice!(それはいいね)

■You're very thoughtful.(とても思いやりのある方ですね)

■I'm proud of you.(君は僕の誇りだ)
(*我が子や生徒以外にも友達や知り合い、同志などに対しても使えます)

-同意する時の表現
(例)

■I agree.(同意です)

■Exactly. (まったくその通りです)

■That's a good idea.(それは良い考えだ)

■I was thinking exactly the same thing.(まったく同じことを考えていたよ)

-相手と違う感想を持った時の表現
(例)

■I don't think that's a good idea.(それはあまり賛成できないな)

■You aren't exactly convincing me that ~(~だとまだ納得できないなぁ)

■ I have a different opinion. (僕の意見はちょっと違うんだけど)

②英語でのクッション言葉を習得する

「クッション言葉」とは耳にしたことはあるでしょうか。
お願いする時や、言いにくいことを言う場合に、表現を和らげて少しでも相手に好印象を与えるために使われる言葉です。
例えば「失礼ですが」「もしよかったら」「大変言いにくいのですが」などがそれに相当します。
英語は日本語に比べて表現がストレートではありますが、英語のネイティブでも何でも思ったことをズバズバ言うわけではありません。
当然のことながら相手に対する気遣いや礼儀は存在します。
クッション言葉は表現を和らげるだけでなく、クッション言葉を言うことで次につなげる「間」を取ることができ、会話に余裕が生まれます。

-英語でのクッション言葉の例

■ I hate to tell you, but...(とても言いにくいのですが)

■ I understand.(よくわかります)

■ No offence, but... (悪く取らないでほしいのですが)

■ I'm sorry to inconvenience you, but...(お手数をかけて申し訳ないのですが)

■ I was wondering if~(ちょっと考えてたんだけど)

■ I have something to ask you. (ちょっと聞きたいんだけど)

■ Would you do me a favor? (お願いがあるんだけど)

■ If you don't mind~(もしよかったら~)

■ I don't mean to be rude, but...(僭越ながら)

③自分から話題を持ち込み、会話のイニシアティブを取る

これは日本人同士の会話にも言えることなのですが、誰かと会って話す予定がある時は、話題をあらかじめ考えていくと会話がスムーズに進み、弾みます。
誰かに聞いてほしいことや、他の人はどう思っているのか聞いてみたいということを自ら話題にしてみましょう。
話題があらかじめ決まっていたら、自分の意見を英語で言える準備をすることができます。

④思ったことを素直に言ってみる

日本人は空気を読まない人は他人から嫌がられ、KYと言われて阻害されることが多いため、「こんなこと言ってもKYではないだろうか」とか「相手と違うことを言ったら嫌がられるのではないだろうか」と心配する人が多いですが、最低限の社会人としてのマナーや相手を尊重する気持ちさえ根本にあれば、お互い違った意見を交換することは何も悪いことではありませんし、英語のネイティブは他人の意見も受け入れる傾向にあります。
素直な気持ちで好き嫌いの感情を表したり、気楽に自分の思ったことを表してみましょう。

⑤間違いを恐れない

文法は大事ですが、文法にこだわりすぎる必要はありません。単語を知らなくても、知っている単語で補えば相手は理解してくれることが多いです。
相手も日本人に完璧な英語を求めているわけではありませんから、間違った英語を言ったからと言ってあなたの評価が下がるわけではありません。

⑥感想や意見を無理に言うのではなく質問をしてみる

感想が言いにくかったら、質問をしてみるのも方法です。「それで君はどうしたの?」「その時彼は何と言ったの?」など。
反応が薄いと、相手も話す気をそがれ会話が続かなくなってしまいます。
「あなたの話は楽しいですよ」「あなたの話に興味を持って聞いていますよ」というアピールが大事です。

⑦思い切ってまったく違う話題に変える

あまり自分が興味のない話題だったり、知らない分野のことが話題だった時は「あなたの話が楽しいですよ」のアピールをする必要はありません。
そういう場合は会話がとぎれたら無理に続けず、チャンスだと思って話題を変えてみましょう。

-話題を変える時の表現
)例)

■By the way(ところで)

■Oh, you know what?(そうそう、そういえばね)

■Sorry to interrupt you, but ~ (話の途中で悪いんだけど)

■That reminds me.(それで思い出したけど)

■Oh, well...anyway... (まぁ、しかしなんだな・・と今までの会話を何となくいい加減に総括して次に移る)

⑧時には聞き役に徹する

いつも会話に加わらない、発言をしない、となるとまた別ですが、どうしても会話が続かない時には聞き役に徹するのもありです。
上手な話し手は聞き手上手と言われます。聞き手上手も会話がスムーズに進む条件のひとつです。

【英語での会話がスムーズに進むために日頃すべきこと】

①情報収集と事件や出来事に対しての自分の意見を持つこと

日本語で会話しようと英語で会話しようと、自分の頭の中の引き出しがからっぽだったら何も出てきません。
情報や自分の考えを相手に伝える(アウトプット)するためには、それより先に自分の頭の中に情報を入れておくこと(インプット)が必要です。
国内外の世相や事件、人々の動向に常に目を向け、「話題豊富な人」と言われる人を目指しましょう。

-今国内外で問題になっていること

一日に最低でも一度は新聞やネットを見て大きなニュースはチェックするようにしておきましょう。
例えばアメリカ人は"educated"という言葉が大好きです。
アメリカは日本以上の学歴社会で、教育を受けていない者は相手にされない暗黙の傾向があります。
単語のつづりや文法を間違える、知識がない、社会問題に疎い、などの人は密かに(あるいはたびたびあからさまに)見下されます。
対等な立場で会話がしたかったら、英語以前に知識や教養を身につける必要があります。

-今の流行

ゲームのこと、ファッションのこと、何でもかまいません。
年齢に関係なく、流行の話題には少なくとも「聞いたことがある」程度にはついていけるようにしておきましょう。

-自分の国の歴史や文化、習慣

あくまで傾向ですが、日本人は外国人から日本の文化や習慣について尋ねられた時、きちんと答えられる人があまり多くありません。
日本に興味を持って日本のことを勉強している外国人のほうがよく知っているということがあります。
日本で生まれて日本で育つと、すべてのことが当たり前になってしまって、改めて説明を求められると実は何の知識もなかったということがよくあります。
海外の視点から日本のことを知るためには、海外の中学校、高等学校で使われている日本語の教科書を見てみたり、海外で行われている日本語能力試験を見てみるのもおすすめです。
改めて日本の良さを発見できる機会にもなり、一石二鳥です。

②英語を聞き取る力

英語で感想を述べて会話を続けさせるためには、大前提として「相手の言っていることが理解できている」ことが大事です。
話す力は聞く力と連動しています。
相手の話していることがわからないのに相槌を打ったり適当に同意ばかりしていると、「おもしろくない人」と見られるだけでなく、あまり誠意のない人と言う風に見られてしまいます。
話す力を身につけるためには同時に英語を聞き取る力にも磨きをかけましょう。

-ラジオ講座

録音をするなどして自分の生活のサイクルに合わせ、時間のある時に聞くだけでもかなり英語を聞き取る力が付きます。
料理をしながら、通勤通学の電車の中で、待ち時間を利用して、など何かをしながらでもできるのが利点です。
英語をただ聞き流すだけではなく、日本のラジオ講座はきちんと解説もしてくれるので、内容を理解して頭にインプットすることが可能です。

-身の周りのものを英語で聴く

洋楽を聴いたり洋画を観たりして英語の音に常に耳が慣れている状況を作りましょう。英語の後に日本語で意味を言ってくれるアプリもあり、英語を聞き取る力を付けるのに効果的です。

③コミュニケーション能力を身に着ける

当たり前のことですが、英語の会話ではコミュニケーション能力が求められます。
いわゆる「コミュ障」で人と目を合わせられない、日本語でも言いたいことの1/10も言えないという人は冗談のひとつや気の効いたことを言えるわけではないので、当然英語でも同じです。

英語のネイティブは冗談が大好きです。
自分から話そうという意思と努力が大切です。
黙っててもわかってくれるだろう、相手がしゃべってくれるだろうという気持ちは捨てることです。
英会話の能力だけでなく、コミュニケートできる力、好意的な表情や相槌は円滑な会話でとても必要とされます。
楽しいことは楽しい、悲しいことは悲しいとめいっぱい体じゅうで表現してみましょう。
ジェスチャーは国によって意味が違うものもあり、また使ってはいけないものもあるので、確認しておくとよいでしょう。

【最後に】

英語の会話を続かせるための感想を言う方法について、いろいろとご紹介してきましたが、つまるところ英語で感想を言う方法は、英語力を除けば「人と関わる力」だと言えるかもしれません。
これはやってみようかなと思うようなことがひとつでもありましたら、ぜひ今すぐ行動に移して英語のネイティブとの会話が少しでも楽しいものになるようお役立てください。

 

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