英語学習者なら見逃せない、How to speak ネイティブ英語!

大人になってからネイティブ英語を習得しようと思っても非常に難しい!
と感じていらっしゃる方は実際多いです。
最近英語を勉強し始めた方でも、効果的に学べるネイティブ英語の練習テクニックがあるのはご存知ですか?
そして、海外でどうしても英語を使わなければならない時に、どうしても英語の発音を気にしてしまいますよね?
でも安心してください。
諦めたりネガティブになったりせずに、英語の発音を上達させる練習を毎日楽しく続けていけば、いつか必ず英語を自分の物にできるでしょう。
今回は、少しでもネイティブ英語の発音を意識し、英語のスムーズな話し方のコツ、練習のテクニック、おさえるべきポイントについて紹介して行きます。
『ネイティブ英語』とは?
日本人の考えるネイティブ英語
まず、ネイティブ英語とは何なのでしょうか?
日本人のイメージで行くと、ハリウッド映画や海外ドラマで耳にする様な英語の発音でしょうか。
スラングやかっこいい流行りの言葉遣いで話し、とても速いスピードで話しているイメージですよね。
多くの英語学習者の悩みとして、スラングが難しすぎる、実際に英語を話す機会が作れない、というのがあります。
そこで、一つの考えがあります。
ネイティブ英語と世界共通の発音という物は存在しないのです。
ネイティブ英語は無いに近い
事実として、同じ英語圏でも、国や地域が違うだけで、お互いの英語を理解出来ない時があると言う事です。
例えば、イギリス、カナダ、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランドなどの英語圏だけでも、単語の表現が違えば、スペルも異なる事が多く、お互いの発音をバカにし合う事もあるくらいです。
なので、生まれ育って学んだ英語の発音が彼らのネイティブ英語であり、日本人でネイティブ英語が学びたい場合は、まず、どこの国の発音が一番必要かを知ると勉強しやすくなります。

必見!英語を上手く話せるコツとテクニック
英語をうまく話せる様になれれば、自分の意見や気持ち、状態などをスムーズに伝える事ができるので便利ですよね!
英語が自分の話す言語として感覚的にしっくりくるようになると、もう英語を使わずにはいられなくなるでしょう。
そこで、少しでも空いている時間にできる練習のコツを紹介します。
単語の発音のコツと気をつけるところ
英語の難しいところは、まず、日本語には無い読み方がある事です。
難しくて当たり前なのです。
例えば、日本語の「らりるれろ」は英語の「L」と「R」の間を発音しているため、日本人は「L」と「R」の入る単語の発音に苦戦します。
まず「L」と「R」注目し、カタカナ英語だと発音は似ていても、ネイティブ英語だと意味が全く変わってしまう単語をいくつか紹介します。
1. 「ライス」: Rice = 米、Lice = シラミ
2. 「ライト」: Right = 右、Light = 明かり、軽い
3.「リンク」: Rink = スケートリンクなどのエリア、Link = 繋がり
4. 「レディー」: Ready = 準備完了、Lady = 女性
ここで紹介した例はわずかですが、この様に、発音を間違えると全く違う意味となってしまいます。
特に、2番の"Right"と"Light"の違いなんかは、海外生活でも影響がありそうなので、必ず区別するべきです。
そして「ライス」はお米とシラミの違いですから、間違えたら大変ですよね!
なので、まず発音で一番大切なのは、「L」と「R」の様に、しっかりと違いを出す練習をする事です。
練習のコツとしては、家で大きな口を開けて大げさに単語を読み上げると良いでしょう。
もはや口を動かす運動です。
「L」の発音は最初は「ラリルレロ」で構いませんが、「R」の発音は、巻き舌で(舌を上の方に巻いた状態で)「ラリルレロ」と発音してみることです。

次に、難しい単語の発音練習のテクニックを紹介します。
発音については、英会話を何度聞いても聞き取れなかったり、発音しにくい単語が沢山あるでしょう。
そんな時は、単語一つ一つの発音を聞き、一つずつ丁寧にゆっくりと声に出して発音練習する事です。

便利な事に、ネットで単語を調べるだけで、ネイティブ発音が流れてくれるので、それを何度も聞いて、発音の練習をする事が出来ます。
「Really」などの、一つの単語の中に「L」と「R」の両方が入ってくる場合は、ネイティブに近く発音するのがより難しいので、その様な単語は徹底的にリスニングし、声真似をし続ける事がおすすめです。
単語の一つ一つを繋げた文章のスムーズな読み方
ビジネス英語がある程度話せたとしても、ネイティブ発音では無い日本人の方には、文章を喋るときに、一つ一つの単語をしっかりと話す方が大変多いです。
もちろん、伝わることが大事ですし、はっきり発音している分には良いのですが、永遠にネイティブ英語には聞こえないままでしょう。
手早くネイティブ流の話し方になれるテクニックをご紹介します。
まず、英語では、一つ一つの単語をゆっくり話すと無駄に時間がかかり、スムーズとは言えないので、文章中にある単語と単語を合わせて一つの単語に省略して話す場合が多いです。
以下、省略できる単語をいくつか紹介していきます。
「Want to=wanna」、「Got to get=gotta」
「Kind of=kinda」、「I have been=I’ve been」
「I will=I’ll」、「Would not=wouldn’t」
「am not=ain’t」、「Trying to=tryna」
「What are you doing? = whaccha doin?」
例) I want to go to go out tonight! = I wanna go out tonight!
私は今夜お出かけしたい!
この例文では、「want to」を「wanna」とくっつけているため、とても滑らかに話す事が出来ます。
また、文末にこない限り、会話で「want to」と言う人は、ほとんどいないので、積極的に「wanna」と繋げた言葉を使っても全く違和感はありません。
例) I am not helping your work today. = I ain’t helping your work today.
今日はあなたの仕事手伝わないからね。
「ain’t」はフォーマルな「I'm not」とは少し違い、スラングとしても沢山使われますが、日本の学校ではあまり習う機会のない表現です。
一つだけ注意するのであれば、フォーマルな言葉では無いので、ジョークでもない限り、職場では使わない方がベストです。

例) I got to get going now. = I gotta go now.
今すぐ行かなきゃ。
「I gotta go」はとても頻繁に使う言葉です。
もう行かなきゃいけない、と言う時に「I have to go」を使う時もありますが、誰かと一緒に居る時や、メールなどでもう行かなければならないのでメールが返せない、と言う時などに一言、「I gotta go」と使うと、相手も理解してくれます。
また「Got to get going」は、ちゃんと発音しても結構面倒臭い単語が並んでいますよね。
なので、「gotta go」で済ませてしまう方が会話もスムーズにいきますよ!
例) What are you doing tonight? = Whaccha doin tonight?
今夜何してる?
「Whaccha doin?」も、とても頻繁に使われます。
話し言葉なので、滅多に文字に起こしたりはしません。
フォーマルな場所では避けたい言葉ではありますが、ビジネスカジュアルであれば、顔見知りの人であれば「Whaccha doin?」と省略して使う事は頻繁にあります。
いかがでしたか?
まだまだ沢山ありますが、基本的に使われやすい言葉をピックアップしました。
英語は、基本的に単語を一つずつ話したりせず、この様にいくつかの単語を繋げて話すネイティブスピーカーがほとんどです。
是非意識していただいて、学んだ単語を使い、速いスピードで話す事に挑戦してみてください!

オーバーラッピング
オーバーラッピングとは、自分の発音のレベルに関係無く、実際のネイティブ英語のスピードで、ネイティブの音声を聞きながら同じスピードで話す、と言う訓練です。
つまりはネイティブスピーキングのものまねになります。
やってること自体は非常にシンプルです。
最初は物凄く難しいので、一つ一つの単語をしっかりと発音する事はほとんど出来ないと思います。
それでも、何度も聞いてネイティブ発音と同じスピードで練習を重ねれば、間違いなくスピーキング力の上達が見えてきます。

覚えておいていただきたいのは、ネイティブスピードのスピーキングの練習を重ねると、間違いなくリスニング力も大幅に上がります。
スピーキングが少しでも上達すれば、ネイティブスピードの英語にも自然と耳が慣れていきますよ。
オーバーラッピングのコツは、まず、文章をゆっくりと何度か読みます。
ここでのポイントは、全ての単語や文法を理解する必要はない、ということです。
オーバーラッピングを何度かした後、もう一度、自分のペースで文章を読んでみましょう。
そうすると、最初に文章を読んだ時よりは、自然とスラスラと読めることに気付くと思います。
もちろん、最初から上手に出来るわけはありませんが、少しずつでも練習を続けていくと、自分で自分の発音に対して以前よりも厳しくなり、話すセリフのスピードの意識も強まって、口にするスピードが段々と増していくでしょう。
録音
自分の声を録音して聞いた事がありますか?
普段喋っている声と、実際に外から聞いた自分の声は違うと言われています。
自分がしっかりと英語の発音をしたと思っても、自分の音声を客観的に聞いてみると、「なんか違うなぁ〜」と感じる箇所があったりします。

ということで、効果的な学習方法として、自分の英語を録音して聞いてみる事がオススメ、というわけです。
苦手な発音を録音して聞くなんて恥ずかしい人もいっぱいいますよね?
それでも、学習に集中し、勇気を出して録音してみてください!
実際に自分の発音を聞くことによって、自分がこれから練習しなければならない発音がわかってくる、などの発見が必ずあります。
何度もやり続け、自信が付いてきたら単語だけで無く、文章や、オーバーラッピングをしている時も、録音をしてみると、練習の成果がしっかりと耳で感じる事ができるので、英語の勉強も楽しくなります。
楽しく!『映画・音楽』で英語をネイティブにしよう!
英語の楽しい勉強方法は、やはり海外映画や海外の音楽を楽しむことでもありますね!
洋楽なら、仕事などの移動時間にも聴けるし、洋画なら、映像と一緒にシチュエーションや発音などをリラックスしながら勉強できるのでとてもおすすめです。
そこで、少しでも楽しめる英語の発音を含めた勉強のコツを紹介します。
洋楽の歌詞とカラオケ
洋楽は、聴く分には楽しめても、いざカラオケとなると、オーバーラッピングと同じで実際に歌うには難しい歌もたくさんあると思います。
特に早い歌で難しいスラングや単語を入れている音楽は、曲に合わせて自分の口が間に合わない時がありますよね!
だとしても諦めるのは早いです!
好きな洋楽を歌うと言うのはとても良い練習で、スラスラとネイティブの様に英語を話すには大変効果があります。
実際に多くの人が体験済みです。
自分のお気に入りのアーティストの曲なら、ノリノリで楽しみながら覚えられる、練習が続けられると思いませんか?

コツがあります!
一番おすすめなのが、お気に入りの曲も大事ですが、自分でも歌いやすいゆっくりな曲を見つける事です。

ゆっくり目で、なおかつ好きな曲を決めたら、まず聴きならし、その後に実際にカラオケ店で出てくるカタカナの字幕では無く、英語の歌詞を見ながらオーバーラッピングの様に歌を歌います。
もちろん最初は難しいでしょう。
でも、何度も続けるうちに慣れていき、少しでも自分の上達に気付いた時、あなたはもう止められなくなっているでしょう笑。
また、歌っている時につっかえてしまう部分をチェックして、曲を流さずに、そのラインを何度も言葉で喋る様に繰り返して行くと、実際に曲を流した時も、つっかえずに歌える様になります。
ゆっくりな曲をいくつかマスターできたら、アップテンポな曲でも、ラップでも、自分の歌いやすい曲をいくつか選び、同じ様に練習をすると、自然と喋る英語も綺麗に発音できる様になります!
焦らず一歩、一歩、楽しみながら続けていく意識が大切です。
英語を勉強する時間が無い時こそ、英語の歌をたくさん聴いて、発音を勉強してみてくださいね!
海外映画のシチュエーションに合わせた英語
海外映画では、実際の会話とシチュエーションを観る事ができるので、ここでこういう言い方をするんだ!と言う様な気付きがあり、日本にはまだ渡って来ていないスラングや話し方を学ぶ事ができたりもします。
ここで選ぶ映画のジャンルは、なんでもいいのですが、オススメはやはり自分の私生活に合うようなお話です。
その方が、実際に自分が海外に行った時に使えるシチュエーションに対応しやすいからです。
もちろんファンタジーアクションでもホラーでも、学べる事は沢山あるので、要はいかに英語に意識を向けられるかが大事です。
選ぶ映画のジャンルは人それぞれですが、とにかく、自分が喋りたいシチュエーションが多い映画を選ぶのがオススメですね。
まず、最初は、日本語の字幕で映画を観て、内容を理解する事も大変有効です。
シーンごとの状況を予め知っておくことで、後により英語に集中できるからです。
ちょっと意味がわからない、と言う部分は、字幕をつけて最初にストーリーを理解すると、シチュエーションの勉強ができます。
ストーリーを理解したら、そのシチュエーションに合わせて、自分の使っている英語の使い方をしっかりと意識して観てみてください。
もしかしたら、自分が発音していた言葉が、実は全く違ったり、またこう言う略し方があるんだ!と言う様な発見もできたりするので、とても便利でよ!
また、英語字幕を表示すると、少し聞き取りにくくても、字幕が何を言っているのか表示してくれるので、それも参考にしてみてください。

海外映画から学ぶ感情表現の表すコツ
日本人が英語を学んでも一番大変なのが、英語を自分の言葉にして感情表現をする事です。
物事は伝えられても、感情が伝わらなければとにかく不自然ですし、仕事もうまく行きませんよね!?
でも、実はこれも海外映画で学べちゃうんです!
いくら俳優が演じていると言っても、役者は感情を少し大きめに表現しているだけで、使っている言葉と感情表現は一緒です。
自分が気になるキャッチフレーズや英語での感情表現をしっかりとピックアップし、そこからその映画の中の人物達がどの様な口調で話すか研究します。
例えば「それやめて」と言う「Do not do that」を普通に言っても強く聞き取れませんが、「Don’t do that!」と、感情を込めて速いテンポで言うと、相手にしっかりと自分の怒りが通じます。

自分で喋ってみたい英語や海外出張などでよく使う英語を、役者達の様に感情表現をしながら、スラスラと言葉を発する事ができる様になれば、相手も自分の英語のレベルに誇りを持っていると言う事が伝わり、コミュニケーションだけで無く、人として信頼される確率も高まりますよ!
まとめ
英語は、ネイティブに話そうと思えば思うほど難しく感じてしまいますが、下手でもネイティブになりきって、上記に説明したコツを使うと、とても楽しくネイティブ発音の練習をする事ができます。
自分が話す英語が、カタカナ英語からネイティブに近い発音になった時に、実際に海外で英会話をする時に、より楽しく自分らしい英語を話す事ができます。
あまり難しく考えず、気軽に練習を続けてみてください。
そのうち必ず、些細なことでも自分の英語の上達を感じられる瞬間が訪れますよ!
⬇️⬇️最新記事もチェック! ⬇️⬇️
-
-
【厳選】ネイティブのように話すための英会話のコツや方法とは?練習のテクニック
英語学習者なら見逃せない、How to speak ネイティブ英語! 大人になってからネイティブ英語を習得しようと思っても非常に難しい! と感じ ...