こんにちは。
現役英会話講師の伊南拓哉(いなみたくや)です!
今回はアメリカに住んでいると頻繁に利用するスーパーマーケットについて紹介します。
アメリカは広大なので、その地域独特のスーパーマーケットチェーンが発達していることもありますが、全国規模で展開しているチェーンストアもあります。
今日は複数の州にあるような大手のスーパーマーケットチェーンとその特徴をご紹介します!
Target
食料品以外にも、衣料品、日用品を含む生活用品全般を扱っています。家具や電子機器、おもちゃなども取り揃えているので、「様々なものを一度に買いたい」「家族全員ほしいものが違う」という時には大変便利です。
全米に1800以上もの店舗を持ち、一つの都市に複数の店舗がある場合もあります。
Costco
Costcoは日本各地にも20店舗以上展開されているので、ご存知の方も多いかもしれません。
日本でも同様ですが、こちらは年会費を払い、会員になることで買い物ができるシステムのスーパーマーケットです。
小分けの量が一般的な家庭用品の分量よりも多いのが特徴で、アメリカの文化の一つである買いだめをするのに向いているお店です。
ちなみにアメリカでは「コストコ」とは呼ばず、「コスコ」と呼びます。
Trader Joe’s
1958年にロサンゼルスから始まった食料品スーパーマーケットチェーンで、現在は全米に400店舗以上があります。
特徴としては、店の多くの製品がプライベートブランドのものとなり、Trader Joe’s以外の店では手に入らない商品が多く販売されています。
また、店内の内装に多くのイラストを取り入れたり、店員のユニフォームが色鮮やかであったりといった工夫があります。Trader Joe’sが独自に販売する買い物カバンは低価格であるにもかかわらずデザイン性が高く、アメリカからのお土産にするひとも多いようです。
Whole Foods Market
オーガニックフードなどの自然派食品を多く扱うホールフーズ・マーケットは比較的高級ながら、大変人気のお店です。アメリカ合衆国を中心に470店舗以上展開されていて、近年はAmazn.comにより買収されたことでも話題となりました。
一部の製品はAmazonを経由して購入し自宅に届けてもらうこともできるため、忙しい人やAmazonをよく利用する人には大変便利です。
Walmart
言わずと知れた世界最大のスーパーマーケットチェーン、それがウォルマートです。
アメリカ国内だけでなく、ラテンアメリカやアジアにまで世界的に店舗を持っており、
売上額は世界No.1です。
全店舗総数は1万店舗を越えており、世界のスーパーマーケットと言うこともできるでしょう。
日本では、西友を子会社化しています。
日本でいう「スーパーマーケット」とは大きめの食料品店のことですが、英語の"supermarket"は、食料品だけではなく、ほぼ全ての種類のものが手に入る大型店舗のことを指す場合が多いです。
食料品店にいきたい時は”grocery store"または"groceries"を使いましょう。
アメリカ国内の多くの店舗は郊外に位置しており、自動車が主な交通手段となっているような地域に展開されていることが多いです。
駐車場が広く整備されているので、車での買い物には便利でしょう。
以上に紹介したスーパーマーケットでは、買い物の際ビニール袋ではなく、紙の袋に商品を入れてもらえる場合もあります。
アメリカでは一般的に「ビニール袋」=”plastic bag”よりも「紙の袋」=”papaer bag”を利用するほうが環境にやさしいとされているため、その店独自のロゴが入った紙の袋を用意している店舗も多いです。
会計係(=”casher”)から、”Would you like a double bag?”と聞かれることもあるでしょう。
これは、「袋を二重にしますか」という意味で、重いものが入る場合や長距離の移動の場合は二重にしてもらうと便利でしょう。
もしも二重にしてもらう必要のない場合は、”I’m fine with a single bag.”と言うと、袋が一枚となります。多くの場合は、商品の重さに応じて言わなくても二重三重にしてくれることが多いです。
スーパーマーケットは、現地の人が使うものを置いていたり、現地人が訪れるため、現地の文化をより感じられるかもしれません。旅行の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
規模の違いや、商品の質、価格の違いが新鮮に感じることでしょう。