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海外生活

日本とは違う!アメリカ転勤で知っておくべき子供のしつけと子育て支援の現状

更新日:

アメリカに転勤が決まったけど、子供の教育環境はどうなんだろう?

保育園は見つかるのだろうか?

将来日本に帰ることを考えると、日本語の教育も疎かにしたくないし、できればバイリンガルに育ってほしい。

今回は、「日本とは違う」アメリカ転勤で知っておくべき子供のしつけと子育て支援の現状をご紹介します。

アメリカと日本の子育て支援の違い

日本では2015年4月より、子供・子育て支援新制度ができてから、より子育てがしやすいように新たな支援も増えましたね。
アメリカと日本の子育て支援について比べてみました。

①日本の子育て支援

●妊娠検診費の助成

妊娠検診費の一部または全額を助成する制度です。
母子手帳をもらう時に、14回分のチケットがもらえます。

●出産手当金

健康保険に加入している人で、出産の為に会社を休む間、無給の場合、産前42日間(予定日より遅れた場合は増え、早まった場合は減る)プラス産後56日間、給料の2/3が支給されます。

●育児休業給付金

雇用保険に加入している人で、1歳未満の育児休業中、月10日以下の就業の場合で、休業前の給料の80%に満たない場合、給料の50%~67%が支給されます。

●社会保険料の免除

子供が3歳になるまで、産休・育児休業中の社会保険料が免除されます。

●出産一時金

健康保険に加入している人で、妊娠4か月以降に出産した場合、赤ちゃん一人につき42万円支給されます。

●乳幼児・子供の医療費助成

医療費の一部または全額を助成する制度です。
自治体によって対象年齢や助成額が違います。

●児童手当

3歳未満は月1万5千円、3歳以上から中学卒業まで月1万円が支給されます。

●児童扶養手当(母子手当)

母子家庭または父子家庭の場合、子供が18歳まで児童扶養手当が支給されます。
収入によって計算され、例えば子供1人の場合、最高4万2千円が支給されます。

●子育て支援センター

未就学の子供と親が集まる場所で、子供が遊べる施設と、親同士がコミュニケーションを取れる場所です。
子育てアドバイザーが常勤していて、子育ての悩みなど気軽に相談できます。

●認定こども園、地域型保育

認定こども園とは、幼稚園・保育園一体型の施設のことで、地域型保育とは、0~2歳児の少数型保育園です。
認定こども園も地域型保育も、収入によって料金が設定されています。

②アメリカの子育て支援

●WIC(Women,Infants,Children)(ウィック)

妊婦と5歳までの子供に、それぞれの年齢に合った食料品の補助があります。
例えば乳児には粉ミルク、乳幼児には離乳食、妊婦と子供には野菜、果物、牛乳、ジュース、チーズ、卵、シリアル、パンなど、毎月決まった量の食料品が無料で購入できます。
収入制限があり、例えば子供と2人家族の場合、カリフォルニア州だと年収29,637ドル以下なら利用できます。
食料品の補助以外に、栄養相談や指導も行っています。

●CHIP(Children Health Insurance Program)(チップ)

18歳以下の子供の為の低料金健康保険です。
例えば1~5歳の子供と2人家族の場合、ペンシルバニア州だと年収34,237ドル以下なら利用できます。
さらに収入が低い場合は、低所得者及び身体障害者のための健康保険Medicaid(メディケイド)に入ることができます。
Medicaidは、保険料・診察料全て無料です。

●税金の軽減

日本と同じく、妊娠・出産した年は医療費の控除、子供がいると扶養控除があります。

子育て支援以外の違い

①産休・育休がない

日本では、出産予定日前6週間、プラス出産翌日より8週間の産休と、産休最終日翌日より子供が一歳になるまでの育休、合わせて一年一カ月半もの休暇が取れます。
さらに子供が保育所に入れなかった場合などの事情がある場合は、2歳までの延長もできるそうです。

アメリカでは、出産した6週間後に母体の検診があり、そこで何の問題もなく医者の許可がもらえると、職場復帰できることになります。
アメリカには、Family and Medical Leave Actという、自分や家族の病気などで休む場合の休暇で最長12週間まで取れます。
産後はFamily and Medical Leave Actを使って、6~12週間休みを取りますが、この休暇中は無給の為、多くの人が6週間の検診後すぐに職場復帰します。

②行事がない

アメリカには、お七夜、命名式、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、初節句、一歳の誕生日に一升餅を背負うなどの行事がありません。
唯一の行事は、出産前に行うベビーシャワーがあります。
日本でも最近は、ベビーシャワーをする人もいるみたいですね。

③託児所(デイケア)、保育園・幼稚園(プレスクール)の違い

アメリカの託児所(デイケア)や保育園・幼稚園(プレスクール)は私立の為、通う所や地域によっても違いますが、だいたい月500ドル~2000ドルかかります。
ただ日本の待機児童のような問題はありません。
デイケアとプレスクールが一体化しているところも多く、0歳~5歳まで通えます。

④学校生活の違い

●キンダーガーデン(幼稚園年長)、小学校~高校卒業まで、授業料は無料

●ホームスクールという選択肢がある

学校に通わず自宅などで、親が教材を使って教えたり、インターネットで独学したりすることです。
親がホームスクールを選ぶ理由は、子供をイジメや犯罪から守るため、より良い教育のため、時間の自由が利くため、スポーツや他の趣味を優先できるからだそうです。

●学校の始業式は9月で、終業式は6月

アメリカの夏休みは、学年の変わり目のため、宿題はありません。

●スクールバスで通学

または親が車で送り迎えをします。

●服装は自由、土足

公立校であれば、基本的に服装は自由ですが、学校ごとに決まりはあります。
例えば女子の場合は、短すぎるスカートやショートパンツの禁止、タンクトップの禁止、男子の場合は、長髪の禁止、ギャングのような服装は禁止などがあります。
学校内は土足なので、上履きなどに履き替えたりはしません。

●お昼は食堂(カフェテリア)で食べる

宗教的な理由や、アレルギー、ベジタリアンやビーガンなどの理由から、食べるものが限られている人たちもいるため、日本の給食のようにみんなが同じものを食べるのではなく、人それぞれ食べたいものを食べています。
お弁当を持ってくる子供もいますが、日本のように凝ったものではなく、サンドイッチやスナック、果物という簡単なものです。

●生徒は教室を掃除しない

アメリカの学校には、ジャニター(清掃人)がいるので、生徒は教室の掃除をしなくてもいいのです。

●授業ごとに教室を移動する

基本的に先生ごとに教室があり、生徒が授業のたびに移動する形になります。

●小学生から留年がある

夏休み前にテストがあり、それに合格しなかった子供は、夏休みにサマースクール(補習授業)へ通わなければなりません。
サマースクールの後、再テストを受け、再度落ちた場合は留年となります。

●スクールカウンセラーが常勤

学校のことや、成績のこと、プライベートなことなど、いつでもスクールカウンセラーに相談することができます。

アメリカと日本の子育て・しつけの違い

①両親と子供の寝室は別

アメリカでは、子供が生まれた時から寝室は別々です。
しかし最近では、SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐために、子供が1歳になるまでは、同じ寝室で寝ることを推奨されています。

②お風呂は一緒に入らない

日本の浴室は、バスタブの外で体を洗うので、一人がバスタブに浸かれば一緒に入ることは可能ですが、アメリカの場合は、バスタブの中で体を洗い、バスタブの中でシャワーを浴びるので、物理的に一緒に入るのは無理かと思います。
アメリカに裸の付き合いはないですしね。

③12歳以下の子供は一人にしてはいけない?

基本的には、車や家に子供だけを残して行くこと、子供たちだけで買い物や公園に行くことが法律で禁じられています。
実は年齢設定があるのは3つの州のみで、イリノイ州は14歳以下、メリーランド州は8歳以下、オレゴン州は10歳以下、その他の州は親の判断やケースバイケースとなっています。
中には過保護すぎるとの意見もあり、2018年初めてユタ州が法律解除されました。
ただ子供の行方不明者は非常に多く、2017年では464,324人の子供が行方不明になっていて、スーパーに行くと、掲示板に行方不明の子供の写真がいっぱい貼ってあります。

④ほとんどの人が共働き

週末や学校の終わる時間に子供と公園に行くと、たくさんの子供たちがいますが、平日の昼間は誰もいないことの方が多いです。

⑤食べ物を残しても怒らない

日本人はご飯を残さず食べるようしつけられますが、アメリカにそのしつけはありません。

⑥父親が育児に積極的

デイケアや学校に、子供を送り迎えに行く父親や、公園などで子供と遊んでいる父親の姿をよく見かけます。
アメリカではほとんど残業がないため、平日でも日本のようにワンオペになることは少ないでしょう。

⑦スキンシップが多い

子供のおでこや頭にキスをしたり、「アイラブユー」と何度も伝えたり、ハグをしたり、ハイファイブをしたり、スキンシップが多いです。

⑧ベビーシッターは学生

デートナイトなど、子供を預けて夫婦二人で出かけることがあります。
その場合、夫婦の親か親しい友人に頼むか、またはベビーシッターを雇います。
ベビーシッターはほとんどが学生で、知り合いの子供などが多いです。
ベビーシッターは、子供と一緒に遊んだり、一緒にピザを食べたり、テレビを見たりして、両親が帰ってくるまで子供の面倒を見ます。

国際的な子供に育てるには?

アメリカでの生活が長くなると、子供の日本語の心配が出てくると思います。
将来日本に戻ることも考えて、国際的な子供に育てたいですよね。

①日本人学校にも並行で通わせる

月曜から金曜はアメリカの現地の学校に通い、土曜日は日本人学校(補習校)に通う方法です。
もちろん学校の先生も日本人、授業も日本語で行われ、運動会など日本の行事や文化も同時に学べます。
ただ大きな都市にしかありませんので、住むところによっては、通うのがたいへんです。

②国際的な私立校(プライベートスクール)に通わせる

留学生の多い私立校(プライベートスクール)や、インターナショナルスクールに通えば、色んな国の子供たちと学校生活を送ることで、国際的な子供に育ちます。
ただアメリカの公立小学校から、高校までの授業料は無料なのに比べ、私立の学校の授業料は、日本の大学並みの金額が掛かります。

私の友人の体験談

①アメリカで子育てしてよかったなと思うことは、周りの人が子供にすごく関わりを持ってくれることです。

どこかへ行けば、多くの人が子供に話しかけてくれます。
そのおかげで子供もそれに答えるので、あまり人見知りしません。

②アメリカでは、赤ちゃんと添い寝をせず、生まれた時から別々の部屋です。
でも実際別々の部屋で寝ると、2~3時間おきに赤ちゃんが泣くたび、別の部屋に行くほどめんどくさいことはありませんでした。
私はすぐにギブアップし、添い寝をするようにしたら、赤ちゃんがよく寝てくれるようになりました。
添い寝の話をすると、変な顔をする人もいますが、「日本では添い寝が当たり前なのよ」というと「へぇ~」と納得してくれます。

アメリカには色んな国の人がいるので、子育てはこうでなくてはいけないという固定観念がないような気がします。

③うちの旦那は元中学校の教師なのですが、注意しても直らない子供の場合、その子供の親に電話をしたり、学校に呼び出したりするそうですが、問題児のほとんどの親が子供に関心がないと言います。
日本もそうかもしれませんね。

いかがでしたか?

日本の子育て支援は比較的手厚いですね。
アメリカにはあまり子育て支援はないですが、精神的に子育てがしやすいように感じます。

それは周りの人が子供に対して寛大で、周りに迷惑がかかるなど、あまり考えずにのんびり子育てができるのと、何歳になったらこれができなくちゃいけないということにあまりこだわらず、子供の成長は人それぞれという感じです。

私の友人の場合はアメリカに来たんだからと、赤ちゃんを別の部屋に寝かせてみたのですが、うまくいかず結局日本式の添い寝をしているそうです。

子育てはアメリカ式がいいのか、日本式がいいのかではなく、自分にあった方法を見つけ、そして何よりも環境に合わせた子育てに興味を持つことが一番大事なことだと思います。

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