今回はバンクーバーの魅力や、実際に留学、移住するにあたって知っておくと良いことなどをご紹介していきます!
留学、ワーホリで大人気のVancouver(バンクーバー)!
オーストラリア、メルボルン同様、世界の住みやすい街ランキング常連の街です。

では、「また行きたい」と思うようなバンクーバーの魅力とはどこにあるのでしょうか?
また、そんなバンクーバーに留学したい、移住したいと思った場合、どのようなことが必要になってくるのでしょうか?
バンクーバーの魅力、オススメのエリア、留学、移住にあたって必要になるビザや英語力に焦点をあててお話をしていきますね。
バンクーバー人気の理由や魅力
留学、移住などで人気のバンクーバー。
では、どこにその人気の理由があるのでしょうか?
治安が良い、安全
日本を離れて生活する際、治安が良いか、安全に生活できるか、についてはとても大事ですよね。
女性や初めての留学などで不安なのであれば、治安の良い安全なところに行きたいですよね。
カナダは銃の規制も厳しく、銃の保持が禁止されています。
隣のアメリカは映画やドラマで見るような銃を所持してる人もいて危険なイメージですが、そんなアメリカとは大違いです。
地域にもよりますが、夜に女性が一人で歩いているのもよく見る光景です。

都市と自然が良い具合にある
バンクーバーは東京のように都会過ぎる街ではありません。
高層マンションやビルが建ち並ぶ一方、モダンで尚且つヨーロッパ風の建物の美術館や、教会などもあります。
また、街中でも人込みがすごいわけでもなく、せかせか歩いている人もあまりいません。
生活するにはちょうど良いサイズの街です。
街から少し離れたところに行くと緑も多く、自然も豊かです。
ダウンタウンの外れには観光地としても有名なスタンレーパークもあり、緑あふれる自然に触れられます。

気候が日本と同じで四季があって、過ごしやすい
カナダと聞けば、とても寒い国というイメージをしている方も多いかもしれません。
しかし、実際には四季があり、日本の気候と近いです。
日本の気候に近いと、国が変わっても過ごしやすいですよね。
5月から9月まではサマータイムになり、日が長くなりますが、バンクーバーの夏は湿気が少ないので、日本の夏より過ごしやすいですね。
また周りは自然が豊かなので、夏はハイキング、キャンプなどアウトドア活動に向いており、夏を楽しめること間違いなしです。
英語が綺麗で聞きやすい
カナダの英語は癖がなく、とても聞き取りやすいです。
そのため、英語を学ぶのにとても良いと言われています。
また、移民が多く、英語を第二言語とする人が多いので、英語の不自由な人にも理解を示してくれる人が多い印象です。
特に良いところは、第二言語が英語の人に向けた英語学習が整っており、留学やこれから移住したい方もしっかりと英語を学ぶ環境を整えやすいです。
日本人が苦手な発音も、バンクーバーで学ぶことで綺麗な発音を十分に習得できるのではないでしょうか。
バンクーバーに関してのちょっとしたトリビア、知っておきたいこと
バンクーバーに住んでいる約40%は移民
一度バンクーバーに訪れると納得できるでしょう。
移民大国と言っても過言ではないくらい移民の方が多く、多国籍です。
特にアジアからの移民が多いようです。
カリフォルニアロールはバンクーバー発祥
留学すると日本食が恋しくなり、寿司屋や日本食レストランに行く方は多いです。
世界中で有名なカリフォルニアロール。
私も初めて食べたのはアメリカでしたが、この事実を知ったのはだいぶ後の事でした。
実はバンクーバーの和食レストランを経営する東条さんによって作られたTojo Rollが元祖になっているそうです。
100均ではなく1.25ドルショップがある
日本でも100均はとても安いのに、様々な品物を揃えているので人気ですよね。
実はバンクーバーにも1.25ドルショップがあります。
日本のダイソーも2ドルですがあります。

スタンレーパークはNYセントラルパークよりも大きい
観光地として有名なスタンレーパークですが、実はNYセントラルパークよりも大きいそうです。
スタンレーパークでジョギングやサイクリングをしている人も多いですが、実は水族館や動物園などもあり、公園でゆったりする以外にも観光として楽しめるでしょう。
スターバックス海外1号店はバンクーバー
全世界に展開している、スターバックス。
誰もが一度は行ったことがあるのではないでしょうか?
実は海外に初出店した先はバンクーバー。
そんなスターバックスはアメリカ、シアトルが発祥ですが、海外第一号店はバンクーバーのシーバス・スカイトレイン駅に1987年にオープンしました。
そんな海外第一号店でコーヒーを飲んでみるのも良いですよね。
住むべきエリア
バンクーバーと言っても、広いので、どこに住むのが良いのか最初はわからないですよね。
今回は住むのにオススメのエリアをお伝えしていきます。
ダウンタウン
家賃は高めですが、学校などもたくさんあり、街中で留学生に人気です。
定期代をかけずに語学学校に通えるのはとてもありがたいですよね。
また、街中と言っても、バンクーバーは東京の街中とは違いもっと静かに過ごせます。
ノースバンクーバー
水上バスでダウンタウンまで15分程で通えます。
そのため、人によっては不便に感じるかもしれません。
しかし、家賃も少し下がり、自然豊かなエリアなので、自然が好きでダウンタウンに出るまでの水上バスが気にならない人には良いでしょう。
スカイトレインのあるエリア
バスもたくさん通っていますが、何よりもスカイトレインは時間通りに来ますし、5-10分間隔で来るので便利です。
そんなスカイトレインの通っている、尚且つダウンタウンから1ゾーンで通えるエリアは人気です。
例えばExpoラインの29th Avenue駅、Joyce駅エリアは周りにあまりお店はありませんが、ダウンタウンまでの約20分程度で通えますし、家賃も少し安めで広い部屋も探せるのでオススメです。
また、CanadaラインのKing Edward駅、Oakridge 41st駅なども人気です。
Expoラインの29th Avenue駅、Joyce駅よりはダウンタウンに出るまで少し時間がかかりますが、Oakridge 41st駅には大きなショッピングセンターもあります。

バンクーバー移住の方法
移住と一言に言っても、どのように過ごすか、どのぐらいの期間過ごすかで変わりますよね。
カナダに住むにはビザ、または永住権が必要になってきます。
そこでここではどうのようなビザがあるのか、また永住権を取りたい場合にはどのような方法があるのか、一般的に使いやすいビザや永住権取得までの方法やどの程度の英語レベルが必要かを一部、ご紹介していきます。
【ビザ】
学生ビザ
学校に通うビザで学校からの許可があり、おりるビザです。
期間:語学学校やカレッジのビザ期間内滞在可能
英語レベル:語学学校は初級からOKです。カレッジや大学に行きたい場合はIELTS6.0-6.5がないと入学が厳しいです。
入学に必要な点数をとれない場合にはそれまで語学学校に通うなどして、必要点数を取れるようにする必要があります。
ワーキングホリデービザ
定員に限りのあるビザですが、この期間内はカナダで働けます。
年齢制限は18-30歳まで。
セカンドワーキングホリデーのようなものもありますが、基本的には延長は難しいです。
また、この期間は最長半年間学校に通うことも可能です。
期間:1年
英語レベル:特に決まりはありませんが、英語力があればあるだけ仕事の幅が増えることは間違いないでしょう。
観光ビザ
観光を目的としているビザです。
期間は半年ですが、延長して更に追加で半年間滞在する事も可能なので1年程度カナダに滞在したい人には良いビザですね。
期間:半年
英語レベル:ニーズによりますが旅行、短期滞在なら簡単な日常会話があれば十分です。
就労ビザ
ビザスポンサーとなる企業があって降りるビザです。
このビザの期間内はビザスポンサー以外のところでは働けません。
期間:1-4年
英語レベル:企業によりますが、英語が出来る程幅は広がります。
学位取得就労ビザ
公立カレッジを卒業した人が申請出来て、働けるビザです。
期間:8か月-3年
英語レベル:カレッジや大学に行く前にIELTS6.0-6.5は必要です。
【永住権をとりたいなら】
一度留学などで住んでみると、そのままバンクーバーにずっと住みたいという方は多いです。
先ほどご紹介したビザでは、長期間住むことができても、ずっと住めるわけではありません。
ずっと住みたい場合は永住権を取得する必要があります。
年々永住権を取得するのは難しくなっていますが、現実的に申請する人が多い方法をいくつかご紹介します。
公立カレッジに行く>>学位取得就労ビザ>>永住権申請
永住権申請方法はいくつかあり、時間とお金と努力は必要ですがこれが一番確実と言われている方法です。
カレッジに行くにあたり、最低IELTS6.0-6.5は必要で、また学校にもよりますが、学費に300万程度はかかると思われます。
もし、IELTSのレベルが十分でない場合、カレッジ前に語学学校に行くことも想定すると+1年と100万程度は想定しておいた方が良いかもしれません。
ワーホリ>>ビザスポンサー企業を見つけて就労ビザ>>永住権申請
これは1年間の間に企業からスポンサーしてもらえるだけのスキルと英語力が必要になってきます。
仕事の内容やその方の持っているスキルによりますが、正直先ほどご紹介した方法よりは狭き門かと思います。
ファミリークラス永住権申請
その名の通り、パートナーがカナダ人、またはカナダ永住権保持者の場合に申請可能です。
結婚している状態だけではなく、内縁状態でも申請は可能です。
また「Express Entry」という制度も2015年から始まりました。
これはカナダで経済的に十分に自立出来ると見込まれる専門職・技能系移民を希望する方を先着順ではなく優先的に審査するものです。
英語、職歴、学歴で点数をつけ、点数が高い人は海外からも永住権取得も出来ます。
対象となるカテゴリーによりますが、英語力がIELTS全ての項目で6.0以上などという制限もあります。

まとめ
バンクーバーの魅力や留学、移住に関してお話していきましたがいかがでしたでしょうか?
治安が良いことや、過ごしやすい気候などを考えると初めての留学で不安な方でも、他の国よりも行きやすいのではないでしょうか?
この過ごしやすさという魅力はまた行きたい、また住みたいと思うこと間違いないですよね。

今はまだ永住権申請も条件によっては出来ますが、これだけ魅力的で今まで以上に移民が増え続ける場合、もしかしたらいつかアメリカのように永住権取得はとても困難になるかもしれないですね。
永住まで考えて留学、移住を計画している方は早めに行動をした方が良いかもしれませんね。